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2013年7月 9日 (火)

働き方の違いと法律上の取扱いについて

1  高校生・大学生でアルバイトをして,学業を終えるとともに正社員に。女性であれば,

結婚を機に仕事を辞め,パートで働きながら家事をする。

このような働き方が多かった時期もありました。

 しかし、今は働き方も多様です。

 「アルバイト」、「パート」など通常の労働者より勤務時間が短い労働者は,「短時間労働者」

と言われます(法律上)。

2 短時間労働者の中でも,「期間の定めのある雇用」と「期間の定めのない雇用」があり,法律上扱いが違います。

  「期間の定めのある雇用」というのは、平成25年7月1日から同26年6月30日までというように働く

期間が定められているもの。

 「期間の定めのない雇用」というのは、平成25年7月1日からとだけ決められているのもの。

 終わりの時期が決められているかどうかがポイントです。


3  「期間の定めのある雇用」の場合,
期間中に契約を終了させることは原則して許されないですが,期間が終わったら契約は終了します。

その後も働き続けられるかどうかは,再契約(更新)できるかどうか次第です。

  再契約(更新)ができなかった場合のことを,「雇い止め」と言います。

「雇い止め」をするかどうかは雇用主次第です。ただ,更新を何回も繰り返していたりすると,「雇い止め」が認められない場合もあります。


4  「期間の定めのない雇用」の場合,
成績が上がらなかった場合などの普通解雇,犯罪をした場合などの懲戒解雇,会社の業績が悪くなって人を減らす場合の整理解雇(いわゆるリストラ)によって契約関係が終了することになります。

5  勤務時間,仕事内容や給料などの待遇については,労働基準法,最低賃金法やいわゆるパートタイム労働法(短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律)などの法律に違反しない範囲で自由に決められます(「労働契約」といいます。)。

  ただ,「労働協約」や「就業規則」などによって,ある程度まとまった人数が同じ待遇になる場合もあります。

  「アルバイト」や「パート」などであっても,「期間の定めのない雇用」であれば,基本的には正社員と同様,簡単に辞めさせることはできません。また,有給休暇など法律上与えられている権利は,「正社員」と同じように行使することができます。


6  「派遣社員」というのは,直接雇われている企業(派遣元)以外の企業(派遣先)で働く労働者のことで,上記の働き方とは違う部分もありますが,派遣元との関係は同じです。

  この「派遣社員」という働き方は,簡単に解雇することができるようにするため企業がこの様な方法を取っていたり,色々と問題があることから,労働者派遣法(労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律)が作られています。


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